短編恋愛小説

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快晴

  いつか見た夢の続きに、今立っている。いつも夢見ていたその続きを、今歩き出そうとしている。

帰還

 別れたい、と彼女は言った。
 今でも思い出すと、たった五音が連なるだけの短いフレーズが胸を刺す。もう忘れたはずの彼女の声で、今でもまだ、再生される。 もし、今の私の想像力があの頃、幾ばくかあったならば、今はどんな風に変わっていたのだろう。

だからそれを選ばないで欲しい

※未成年及び適切な判断が出来ない方の閲覧を禁じます。
誰かこの背中を押してくれないだろうか。そうしたら、線路に落ちてしまう口実が出来て、自分自身を殺めた罪で魂を汚すこともなく楽に終われるのに。

オススメの本

いなくなれ、群青(新潮文庫)辺獄のシュヴェスタ(1) (ビッグコミックス)スローモーションをもう一度(2) (ビッグコミックス)はじまりのにいな (花とゆめCOMICS)日々蝶々 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

その墓標にあなたの名を刻む

 葬った心にあなたの姿を浮かべ、想像の中でだけその墓標にあなたの名を刻む。
 そうして今日、私はあなたを失った。

夢見る寝顔に孤独しか感じないけれど

※Web Clapへのお返し小説です。メニューの「web clap」をクリックして下さい。
 きっとどれだけの孤独が僕を蝕んでも、例え人が何処までも一人きりだったとしても、今と呼ばれ続ける未来に生きるしかない僕たちはそれが真実だと知りながら、自分さえも欺いて死んで逝くのだろうけれど、嘘でも良い、目を逸らし続けたって構わない、それこそ「今」共に居る幸せを噛み締めて居たいと思う。

シッコクノユキ

キミは一度見たら忘れることを赦さないと云うような、甘い甘い笑顔を浮かべたまま、何の躊躇いもなく僕の心臓を抉った。

七月の熱は、彼女の隣を奪わせる

「どうしてキスなんてするの?」
 乱れ咲いた花火はその火花の最後の軌跡を虚空に描き、闇に溶け入った。月を思わせる寂寥は二人の間に、溶着し一つになれたと一時は本気で思えた、よりにもよってこの二人の間に、その絶対的な隔たりを知らしめるよう、胸の中で満ちたり欠けたりした。

天体望遠鏡と君-prelude-

 僕は天体望遠鏡。意思を持ち、星と言葉を交わせる天体望遠鏡。月と地球が決して触れ合うことのないように、光の速さで以ってしても約四百年かかる、僕と君とを隔てる距離は言葉で埋め合わせることが出来得るのかと僕に懐疑を抱かせる。

花束を贈ろう

 こんな身近な所で、あなたの存在の大きさを再認識するなんて思いもよらなかったと言ったら、あなたは怒りますか。だけど何気ない瞬間にこそ、あなたの偉大さを思い知るのです。

その瞳に映るもの

 永い永い春休みが終わって、久しぶりに見たあなたの横顔は、既に私と言う存在そのものを忘れているか、さもなければ初めから見知らぬ他人であったかのような表情を浮かべ、私の居場所だった右腕はもう他の人の居場所になっていた。

そうなる兆し

 この胸に息づく慕情は、疑いようのない痛みを伴って日に日にぼくを侵食して行く。それは春が春だからと言う理由だけであの暖かさを説明出来ないのと同じように、些少な、若しくは圧倒的多数の要因を持ってこちらの都合等一切顧 みずに溢れ出す。けれどそうなる兆しは、希望にも似た感覚で、僕に予感させた。

変わりかけの信号機

 彼女の名前は、何故だか特別に聴こえた。そして恐らくは、今後最も呼び親しむであろうその名前を誰よりも上手く呼べるようになれれば良いと思う。

彼女の嘘と、僕の無知

 彼女を思うと、大切にしたいとか、優しくしなきゃとか思うけど丁度今みたいな気持ちを、どうしようもない愛しさを感じた時、僕は自分自身を失ってしまう。 彼女の嘘がなかったら、僕らはいつまでも変わらなかったかもしれない。

サクラノ詩

 桜舞う参道を、何を言うでもなく、何をするでもなく、ただ肩を並べて歩く二人。少しだけ視点を変えれば胸をえぐるような喪失感ももしかしたら幸せに変わるかもしれない。
恋愛小説専門サイト・「夢の扉」五周年記念作品

風鈴

 名前というものが当たり前過ぎて気が付かずにいた。際限ない父の、母の愛情。それに触れた時、風鈴が涼やかな音色を奏でた。

悔恨

 一年前に別れた君に、メールを送ろう。心に残る悔恨が薄らぐことを祈りながら。

願い

 きっともう、二度と届くことのない気持ち。それを抱き続けることに果たして意味があるのだろうか。不意に、部屋の中に聞き慣れた悲しいメロディーが流れた。Skoop On Somebodyの「Still」だった。

友情

 一つの季節を境目にして、僕は絆の固さに触れた。

二人の記念日

 午前零時、携帯の着信音が鳴る。
 恋愛小説同盟第二回イベント出展

二人の世界

 彼女に言いたいことがある―――。

Shooting Star

 今まで育んできた愛の結末を、流れ星のように鮮やかにあらわす。また一つの物語が幸せに終わっていく。

風の囁き

 風の囁き。それは誰しも聞けるようなものではない。生きることに挫けそうな時になって初めてその人の心を知る風が救いの手を差し伸べる。彼もまた、そんな不幸な人間の一人だった。風の囁きは、彼に生きる力を与えた―――。
恋愛小説専門サイト・「夢の扉」3万hit記念作品

At Last...

 それはある、晴れた日の午後のことだった。二人は隣り合わせでベンチに座っている。言葉なんて要らない。もう、お互いの気持ちは決まっているから。二人は最後に見つめあうと、目尻に涙を溜めたまま静かに微笑んだ。
「さよなら。……頑張るから……ね」

胸の中に

 五月の空が、心なしか哀しく見える。 彼は一人、在る場所に向かっていた。フィアンセの眠る、墓に。彼は彼女との思い出を蘇らせながら、一人パリに向かっていった……。哀しい恋の物語。

あの頃に戻れたら

 天寿を迎えて死に行く端月。彼女には、哀しい過去があった。些細なことであの頃付き合っていた彼氏、智之と別れてしまった…。そのことを、端月は心から悔やんでいた。
「やり直したかった…」哀しい程切実な想いが端月を包み込む。

ValentineDay・Story

 一年前の春、雨が降っていた。
 その時、名も知らない男(ひと)が笑いかけて来て、傘まで貸してくれた。けど、誰なのか分からなくて、傘はそのまま―――。沙耶はまさか、想ってもみなかった。こんなところで再会するなんて。

WhiteDay_Momory

 突然渡されたチョコレート。初対面? なのに……。ただ、雅俊の脳裏にこだまする声。本当に初対面―――? 雅俊は開いたチョコレートの中に入っていた手紙を見て、過去を。想い出を蘇らせた。一年越しの恋物語。
※「ValentineDay・Story」との連作になっております。宜しければ「Valentine〜」からご覧下さい。

逢い夢-アイム-

 両思いなのに、お互いその気持ちを胸に秘めていては伝わるわけもなく。直樹はただ、真由のことを想って瞳を閉じた。と、その夢の中で、彼女に出くわした。どうせ、夢だから。そんな思いが二人を大胆にさせる。翌日の朝は忘れえぬ物になった。

凍りついた気持ち

 その笑顔は僕じゃなく、親友のアイツに向けられている。それがわかっていても尚、君を思わずには居られない。でも、決定的だった。見上げたアイツの部屋で、君達の距離は縮まっていって……。翌日、僕に届けられた花に涙を流した。

Still my Friends

 松下祐介は、幼い頃から彼女、細川真奈美に想いを寄せていた。そんな或る日、彼女から彼の知り合いの先輩を紹介してくれ、と頼まれてしまう。その時の笑顔がもう一度見たくて、祐介は静かに頷いてしまった……。
恋愛小説同盟第一回イベント出展

卒業式のその後で

 中学生最後の日。卒業式のその後で。彼らはたった一言で、その幸せを掴んだ。日常の一コマをスケッチしたような、そんなお話。